2021.08.28(土) 14:26
【店長ブログ】コロナ禍の模型店事情の変化について、調べてみました。の巻
お疲れ様です。
8月も残すところあと少しです。
夏休みもコロナの影響で例年とは大きくかけ離れている感じします。
子供たちも、制限が多い中でかなりストレス感じているのではないでしょうか。
あともう少し、もう少し。がんばれ!!って言ってあげたいです。
今日は、前回の投稿の続きのようなお話です。
今回は、コロナ禍の模型店事情の変化について考えてみます。
ジートプレス(日本模型新聞)様に電話で聞いてみました。
現在の実店舗の模型店(プラモデル中心の専門店)の数は2200店 位だそうです。
そのうち電気量販店様などの大手チェーン店舗様が約50%占めています。
コロナ禍前の2年前には、実店舗の数は激減していて、かなりの数まで落ち込んだようです。
皆様もご存知のように、コロナ禍でその状況が大きく変わってきました。
そう!!巣ごもり需要です。
これは、業界にとってとても追い風となり、一気に活況となっています。
各店舗様も売り上げを伸ばしている所も多いと聞いています。
これを機に、新規店舗起業される方も増えました。
鉄道模型やラジコンは専門知識も多く、店舗開業は二の足を踏まれますが、
プラモデル専門店では、専門知識もある程度あれば何とかなる。
と考えられて起業される方もいらっしゃるとのこと。
特徴としては、若い方の起業です。
その背景は、今まで模型製作などである程度知識がある。
今迄と違ったスタイルで模型店を考えたい。
時代に合ったニーズを読み込みお店のスタイルを考える。
など、様々な要因が若い人の気持ちを引き上げた感じだと思います。
もちろん、コロナ禍の追い風も助けてもらっていると感じます。
商売のスタイルも、広く、浅くの品ぞろえでなく、掘り込んだ、特化した品ぞろえなどで、店舗の特徴を出す
スタイルが主流です。
専門的な知識などを求めて、実店舗にお客様が足を運ばれる。
当然の流れですね。
ネット通販などでは物足りないお客様は、同一の趣味での話し相手が欲しいや、相談にのって欲しいなどで
実店舗を選択されています。
お店のお客様の層も時代やコロナ禍で変化してきたように思います。
また、キャラクターや完成品委託製作のジャンルも好況です。
仕事が忙しくて模型製作は出来ないが、完成品は欲しいなど、引き受ける店舗様やモデラー様も増えています。
キャラクターにつきましては、皆様ご存知の通り爆発的に売れています。
模型業界の潮目が変わった状況です。
昨年の6月よりも今年の6月の方が売り上げ的には上がっているそうです。
この状況は、ずっと続くとは思っていませんが、新規店舗オープンなどはとても良いのではないでしょうか。
この先が一番大切だと思います。
お店を継続することは並大抵のことではございません。
苦労が絶えないのも事実です。
これからは、新しい考え方や、経営方針でアフターコロナも乗り越えていきたいですね。
ニュータイプの模型店、とても頼もしく感じました。
てんちょのお店も、時代と共にお客様と時間を共有して、進化し続けたいと思います。
次のステップに行くチャンスですね。
ネット通販よりも、実店舗に足を運んで欲しいです。
良い情報持ってますよ!!
ありがとうございました。